受賞作品
グランプリ
情景32020年 823×823
三代 宏大
社長賞
木を見るついでに森を見る-犬になった私、 ユークリッド空間上に配置された水彩画の場と 透過テクスチャドローイング2022年 606×500
近藤 拓丸
審査員特別賞
あなたが“いいね”をした。Ⅱ2022年 690×940
田代 ゆかり
三菱地所レジデンス賞
透明な水2021年 500×606
川崎 未結
三菱地所レジデンス賞
夜の空2022年 727×910
籾井 優佐
三菱地所レジデンス賞
Harbor2022年 1,000×1,000
李 唯親
日建ハウジングシステム賞
積雪.42022年 1,020×823
柴田 若奈
淺沼組賞
日日是好日2022年 652×1,060
稲恒 佳奈
入選者(50音順)
秋山 早紀、綾部 拓実、新井 あかね、アラキケイ、大竹 奨次郎、大城 舞華、川原井 康之、北上 ちひろ、孔珊珊、河内 大樹、さとうなつみ、すずきしほ、関 佳奈子、園部 惠永子、西川 純代、星 きさら、ホリグチシンゴ、松本 千明、宮山 香和、嘉 春佳、山田 慧、渡部 未乃、Sareena Sattapon
指名コンぺ部門入選者(50音順)
滝本 優美
審査員のコメント
協賛企業様のコメント
三菱地所レジデンス株式会社 執行役員 投資アセット開発事業部長 髙木 剛様
今回はどれも意欲的な作品、力作揃いですので、審査員と事務局の皆様におかれましては選考に相当なご苦労、悩ましさがあったと思います。そんな甲乙つけがたい悩ましさの中、選ばれ、受賞された皆様、改めまして本当におめでとうございます。このような活動を通じて若手作家さんを支援・育成していく取り組みは、とても社会的な意義があると思いますし、この場を端緒として若い作家さんが世の中に知られていく、そしてその活躍の場を広げていくことはとても素敵ですばらしいことだと思います。この活動が益々進化・発展していくこと、そしてこの場を契機として若手作家さんの活躍の幅が益々広がっていくことを祈念いたします。
日建ハウジングシステム株式会社常務執行役員設計監理部門統括 渋谷 篤様
積雪という風景を、シンプルに立体感をもってかつ繊細に表現されていることに感銘を受け、この作品を選出させていただきました。建物を設計する際、いろんな視点からどのような建物が見えるか、また建物の中からどのような景色が見えるかということを考えながら設計しています。この角度によって、想像し得ないような空間がいくつも重なっている、新しい風景を感じることが出来ます。そうすることで生活に潤いを感じていただきたいという思いで設計しております。
この作品は、正面から見たときと、少し斜めから見たときの印象が違っています。そこに、我々の設計の意図とのシンパシーを感じたことも、選出理由のひとつになっています。この度はおめでとうございます。
東リ株式会社取締役常務執行役員 橋本 昌幸様
若いアーティストの方々の育成・啓蒙を目的としたこの取り組みに協賛させていただくことに、非常に光栄に感じております。この作品をまずデータでいただいた際、映画やアニメーションの一コマように、構図が時間の流れを感じさせ、色使いも見る人の目を惹く作品であると感じました。実際に作品を拝見し、様々な環境変化の中で常に自己再生し個として新しい生命体を築きあげていくというコンセプトを読ませていただき、インテリアメーカーとして常に絶えまぬ進化を目指す弊社にも通じることがあると思い、この作品を選ばせていただきました。
ご入居の皆さま方が作品をご覧になることで、より穏やかな気持ちで日々を過ごされることをお祈り申し上げます。
株式会社淺沼組執行役員東京本店副本店長 三宅 浩一様
作品を拝見したときに、施工したこの施設のもつホスピタリティ・癒しの力をより引き出していただけるような力を感じました。おめでとうございます。
授賞式の様子
作品展
赤塚 祐二武蔵野美術大学 教授
絵画をはじめとする芸術は、日常のなかで単調になりがちな精神を活気づける異世界への入り口でもあります。今回の審査を通じて、若い作家とチャーム・ケア・コーポレーションの芸術への真摯な取り組みと本気度を知り得たことが、なによりも良かったです。
宮 いつき多摩美術大学 教授
この度21回アートギャラリーホーム作品審査に関わり、若々しい作品群がどれも魅力的で迷いました。新しい材料や表現の多様さに現在がよく現れていると感じましたが、各受賞作品は堅実な作業に裏打ちされた作家の表現があり、決定する要因となったと思います。作品を会場に展示すると、審査の時より、数段良く見えたのが印象的でした。美術館や画廊ではなく生活する場に存在する作品の見え方は、その空間や場所によってこの様に変わるのかと実感しました。日本で文化支援として美術の力を発信している企業があることが素晴らしく、今後もアートを目指す若い方達のチャンスとなる、このコンクールに期待を持ちたいと思います。