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三宅 葵

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三宅 葵

種別
平面
作品素材
シルクスクリーン
製作年
2021年
サイズ
880×955
コンセプト
私は日々日常の中で何気なく撮影している自分の日常風景写真をもとに版画作品に展開しています。
大学と大学院に通った6年間生活してきたひとり暮らしの部屋で撮影された写真は3,000枚以上で、撮影された時期も時間もバラバラです。
そんな写真の中から物のコンポジションや影の形が気に入ったものを選び、タブレットを使ってドローイングを描き、版画作品に展開しています。
写真からドローイングに展開する時、モチーフの輪郭や影の形を簡略化し、色面をパズルのように組み合わせて表現します。
パズルのように組み合わせた色面の色をひとつひとつ考え直し、全てに異なる色を与えます。そのため私の作品は版数と色数がそれぞれ60〜100ほど使われます。
また、イメージの中のメインになりそうな要素だけを目立たせるのではなく、サブの要素の色を操作する事でメイン要素とサブ要素の主従関係を崩すような画面構成を目指しています。
 
本作品は、大学院に進学して少し経ったころに制作しました。
72版87色を使い、大学院で制作した作品の中でも版数を特に多く使用して制作しました。
光っている電子レンジの内部の様子の表現や、猫や電子レンジ、冷蔵庫などメインになりそうな要素以外の配色などにこだわりました。

ARTIST PROFILE

三宅 葵

【経歴】
2023年 多摩美術大学大学院版画専攻修了

 

【受賞歴・Public collection】

【主な受賞歴】

2019年
「多摩美術大学芸術祭展示」ファインアート大賞受賞
2021年
「第10回 FEI PRINT AWARD」大賞
「第8回 山本鼎版画大賞展」 優秀賞
2022年
「第21回 版画絵はがきコンテスト」 優秀賞
「第8回 NBCメッシュテック シルクスクリーン国際版画ビエンナーレ」 入選
「第40回 上野の森美術館大賞展」入選 
「市民公募 夢美エンナーレ入選作品展」 入選
「第20回南島原市セミナリヨ現代版画展」第3部門(一般の部) 南島原市文化協会賞 
「第65回CWAJ現代版画展」入選
「アートオリンピア2022」佳作
「第13回 大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ 入賞・入選展」 入選

アーティストの詳細

LOCATION

チャームスイート 四谷

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