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河内 大樹

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河内 大樹

種別
平面
作品素材
木版画、ペインティング/水性インク、クレヨン、和紙
製作年
2022年
サイズ
1,000 × 1,000
コンセプト
今回の作品は、一緒にワークショップ等で作品をつくるこどもたちがきっかけで生まれたものです。今の仕事になってから、こども(特に保育園に通っている約5歳以下の幼いこども)と触れ合う機会が多くなりました。その中で共に活動し、こどもたちから学んだのは、彼らを造形活動に向かわせるのは「楽しい」という強い感情であり、ほぼそれだけで向かうと言っても過言ではない事。またそこから生まれる作品は知識や技術の枠を超え、見る者を楽しませる、また元気づけてくれる強い力を持つという事でした。
 この極めて単純明快な事象は、私を含め制作活動を行う大人たちはかつて誰しもが持ち合わせた姿勢でありながらも、それを資本主義や民主主義の社会の中で継続していく内に忘れがちになってしまっているとても大切な事なのではないだろうかと改めて感じています。本作品はこどもが遊ぶ様子やお気に入りのおもちゃをモチーフにする事で、現に私自身が忘れかけていた何かを取り戻す為の指標として制作したものです。鑑賞者の皆様にとっても寄り添い、忘れがちになってしまう大切な何かを思い出させてくれる存在になれれば幸いです。

ARTIST PROFILE

河内 大樹

【展覧会他】

2016年
FINE ART UNIVERSITY SELECTION 2016-2017 新進芸術家育成交流展 /つくば美術館(茨城)     
2018年
AOMORIトリエンナーレ2017 Classical部門 /青森県立美術館 コミュニティギャラリー(青森)     
2019年
FACE2019 損保ジャパン日本興亜美術賞 /東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京)
2020年
個展『 graphic sampling 』/Oギャラリー(東京)
『 阿部出版 版画芸術(No,190 2020冬号) 』 -マチエール表現の作家たち-
2021年
九州・沖縄版画プロジェクト2020 /九州産業大学美術館(福岡) ※2016年~参加
ART BOOK / ART GOODS /BankART KAIKO(神奈川)
第3回アートハウスおやべ現代造形展 /アートハウスおやべ(富山)
個展『 chewing landscape 』 /Oギャラリー(東京)
『 版画学会 学会誌No,49 』 制作報告
2022年
グループ展「それでも、版へ向かう。―岡山県北版画展―」/PORT ART&DESIGN TSUYAMA(岡山)

 

【受賞歴・Public collection】

2016年
FINE ART UNIVERSITY SELECTION 2016-2017 新進芸術家育成交流展【優秀作品賞】
2018年
AOMORIトリエンナーレ2017 Classical部門 【優秀賞】

アーティストの詳細

LOCATION

チャームプレミア 御殿山 参番館

チャームプレミア 御殿山 参番館

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