あたたかさのかたち
岩沢 誌央
- 種別
- 平面
- 作品素材
- キャンバス 油絵
- 製作年
- 2018年
- サイズ
- 530×455
- コンセプト
- 私はねこを飼っている。ねこは一日のほとんどを寝て過ごす。ねこが私になにかしてくれるわけではない。むしろお世話をしたり部屋を汚したりする。とても手間がかかる。しかし、ねこを撫でた時私の心はあたたかくなる。それはまるで陽だまりの中にいるようなあたたかさだ。そしてねこはまるい。特に寝ている時の姿は特にまるい。まるいかたちはより一層私達のこころをまるくやさしくしてくれる。ねこは何もしてくれない。面倒くさい時だってある。しかしねこは、そこにいるだけで私達に幸せや優しさ、そしてあたたかさを無意識に与えてくれるのだ。むしろそのあたたかい気持ちで心が満たされあまるくらいに。日々の大変さなんて忘れてしまう。だから私はねこを描きたいと思う。そんなねこを真ん中に大きく描く。周りにはねこをなでたりしたときの想いやあたたかさを色で表現している。そしてこの画ではねこのように見た方が無意識の優しさ、あたたかさを感じ、心が癒される画を描きたいと思う。
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