太古のひかり -孔雀-

大小田 万侑子

太古のひかり -孔雀-

大小田 万侑子

種別
平面
作品素材
絹に酸性染料
製作年
2019年
サイズ
610×610
コンセプト
普段は藍染料と型染技法を用いて生き生きとした生命感と独創的な世界の表現の追及を行っている。今回の作品は日本に古くから伝わる朱色をベースにしている。型染は、型を彫り、その型紙を用いて模様を染める日本の伝統的な染色技法である。刃物で細かく繊細にカットした型紙で糊置きし、朱色に染めることで生まれる白と朱色のコントラストに銀色の光の粒を散らし、鳥の生命感と太古の光を表現した。当作品は、孔雀の他に8シリーズ(すべて鳥のモチーフ)制作したが、柿の木坂ホームの「仏教」のテーマにふさわしい作品として提案した。孔雀は浄土六鳥の一つで、毒蛇や毒虫を好んで食べることから益鳥として大切にされてきた。これは、煩悩を払う象徴であり、仏様の智慧の偉大さを象徴している。作品からは、仏様への祈りや心の安らぎを感じてもらいたい。

ARTIST PROFILE

大小田 万侑子

【経歴】

2021年 東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻工芸研究領域(染織)博士後期課程 修了 

 

【展覧会他】

2015年
個展 藍の型染め展 北鎌倉円覚寺如意庵
2018年
つながる糸 ひろがる布-三大学染織専攻学生選抜展- 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA1
2019年
The Unity of Body & Soul -心身一如 小堀宗翔の茶湯- 銀座三越
2019 BAMA Busan Annual Market of Art BEXCO The 1st exhibition center
第58回日本現代工芸美術展 東京都美術館
2020年 第59回日本クラフト展 東京ミッドタウン・デザインハブ
個展 青の透き間 フリュウギャラリー
2021年  第2回全国大学選抜染色作品展 染・清流館
2022年
大小田万侑子個展 – いつか満ちる月の光へ - Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi

 

【受賞歴・Public collection】

2017年
東京藝術大学 藤野奨学金賞
第53回神奈川県美術展 かながわ賞
2018年
第66回東京藝術大学修了作品展 買上賞
2019年
東京藝術大学 安宅賞
2020年
第23回岡本太郎現代芸術賞展 入選

アーティストの詳細

LOCATION

チャームプレミア 柿の木坂

チャームプレミア 柿の木坂

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