対峙する

塩路 直哉

種別

平面

作品素材

岩絵具、水干、墨

製作年

2024年

サイズ

1000 x805

コンセプト

この作品は、自己認識や自己探求をテーマにしています。鏡に映る人物は、現実の自分と、内面的な自分との対話を象徴しており、その曖昧な顔立ちは、自己像が必ずしもはっきりとしたものではないことを暗示しています。
人物の背中が直接的に描かれていることで、視聴者は人物そのものではなく、彼がどのように自分を見つめているのか、または感じているのかに焦点を当てさせられます。鏡というモチーフは、反射された現実と内面世界の境界を曖昧にする役割を果たしています。

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