トリという名の鳥たち

永井 天陽

トリという名の鳥たち

永井 天陽

種別
立体
作品素材
ウレタン樹脂、アクリル材にスクリーンプリント、有孔ボード
製作年
2017-2024年
コンセプト
ふと見上げた空に鳥を見つけた時、あなたはどのように目の前の存在を鳥だと認識するのでしょうか。この作品では物事の表層(かわ)と存在(かたち)の関係性について考え、認識を揺るがすことを試みています。鳥のオブジェをモチーフとした今作では、モチーフをカメラで撮影後、アクリル板に印刷し、そして鳥が印刷されたアクリル板を鳥のオブジェに溶かして押し付け、形を写し取っています。一見、鳥の群れが飛んでいる様に見える作品ですが、近づいて見ると背景と鳥が混ざり合っていたり、画像の影と立体の鳥の影が隣り合っていたりと、認識の辻褄が合わない箇所があちらこちらに見えてくるはずです。そうしてモチーフの「かわ」をきっかけに、「かたち」を立ち上がらせるような方法論を探り、制作しました。

ARTIST PROFILE

永井 天陽

2016年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース 修了

【個展】
2023年 アーティスト・プロジェクト#2.07 永井天陽「遠回りの近景」埼玉県立近代美術館 / 埼玉
2021年 「ぬるまるつぼ」HARMAS GALLERY / 東京
2021年 「フープとホール」THE POOL / 広島
2018年 「名無しのかたち」武蔵野美術大学 gFAL / 東京
2017年 「おおきなささやき」HARMAS GALLERY / 東京
2015年 「いつかのニュース」 gallery blanka / 名古屋
2014年 「北に歩いて南へ向かう (八角堂プロジェクト PHASE2014) 」 青森県立美術館 / 青森

【グループ展】
2023年 「Footprints of 7 Artists」銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY / 東京
2023年 「Annual vol.1 – Imaging –」THE POOL / 広島
2022年 「感性の遊び場」ANB Tokyo 3F.4F / 東京
2021年 「助教・助手展2021 武蔵野美術大学 助教・助手研究発表」武蔵野美術大学 美術館・図書館 / 東京
2021年 「でんちゅうストラット—つながる彫刻—」平櫛田中美術館 / 東京
2021年 「群馬青年ビエンナーレ2021」群馬県立近代美術館 / 群馬
2021年 「WHAT CAFE × DELTA exhibition ‘EXPANSION’」WHAT CAFE / 東京
2019年 杉本克哉・永井天陽二人展「STEP,SWAP,WIP,WHAT’S UP?」HARMAS GALLERY / 東京
2019年 第9回 新鋭作家展 二次審査プレゼンテーション展示 川口市立ギャラリー・アトリア / 埼玉
2019年 TAV GALLERY 5th Anniversary Exhibition「MID CORE」TAV GALLERY / 東京
2019年 「アーツさいたま・きたまちフェスタ」さいたま市プラザノース / 埼玉
2018年 熊倉涼子・永井天陽二人展「DI-VISION/0」TAV GALLERY / 東京
2017年 日本文化藝術財団「杜の中の文化祭2017 CAC」 京都造形大・東北芸工大 外苑キャンパス / 東京
2016年 SUPER OPEN STUDIO「SOMETHINKS」 アートラボはしもと / 神奈川

アーティストの詳細

LOCATION

チャームスイート旗の台

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