Paper relief 2309

矢作 百花

種別

立体

作品素材

ケント紙、ラシャ紙、木製パネル

製作年

2023年

コンセプト

本作は規則的な変化を取り入れた紙レリーフ作品である。本作の最大の特徴は、青い形、白い形の２種類の形が空間上で重なることによる見え方の変化である。青い四角錐は全て同一形態であるが、白い形態の頂点が徐々に伸びていき高さが変化することによって、青い四角錐が覆い隠されていく。青い四角錐自体は変化せずに在り続けているが、白い形態という周囲の状況が変化することにより、変化していない青い四角錐の見え方も共に変化していく。本作では、変わるもの、変わらないものの両者が関わり合うことによって生まれる効果を模索した。

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